英語では、文の構成要素としての単語を文中の位置や役割に応じて10品詞に分けています。
10品詞には、名詞(noun)/代名詞(pronoun)/形容詞(adjective)/副詞(adverb)//動詞(verb)/助動詞(auxiliary verb)/前置詞(preposition)/冠詞(article)/接続詞(conjunction)/関投詞(interjection)があります。文中の単語は必ず何かの品詞に分類されます。
そもそも品詞とは、単語の種類のことです。単語を文法/語型/意味などから分類して10種類に分類しています。本記事では、 名詞(noun)/代名詞(pronoun) について解説します。
名詞(noun)
何を表すの? | 人、物、事の名前を表します。 |
名詞の種類は何があるの? | 次の2つに分類できます。 可算名詞:数えられる名詞のこと 不加算名詞:数えられない名詞のこと |
可算名詞の種類は何があるの? | 次の2つの種類があります。 普通名詞: 一般的な人や物を表す名詞のことです。 特定の人や物を指す場合、冠詞に「the」を使います。 不特定の人や物を指す場合、冠詞に「a」を使います。 複数の人や物を指す場合、語尾に「s」をつけて複数形にします。 集合名詞: 同じ種類の人や物が集まって一つの集合体を表す名詞のことです。 集合名詞の中には、次の3種類に分けられます。 ①単数・複数両方使い分ける:familyなど ②単数形で複数扱いになる:policeなど ③単数形で単数扱いになる:furnitureなど |
不可算名詞の種類は何があるの? | 次の3つの種類があります。 固有名詞: 特定の人・物・場所(人名、書名、地名など)を表す名詞のことです。 物質名詞: 一定の形状をもたない物質(材料、気体、液体など)を表す名詞のことです。 meat(肉),water(水),paper(紙)などが物質名詞であり、 a pound of meat(1ポンドの肉:単位) a glass of water(コップ1杯の水:容器) a sheet of paper(紙1枚:形状) のように単位、容器、形状を使って量や大きさを数えます。 一般的に無冠詞・単数形で表現しますが、意味を強める場合は複数形になることもあります。 例)the flood waters(洪水) 抽象名詞: 形のない抽象的な概念(精神、経済、力など)を表す名詞のことです。 happiness(幸せ),information(情報),luck(運命)などが抽象名詞であり、 一般的に無冠詞・単数形で表現します 。 程度の大きさをあらわす時は、much,little,some,anyなどを使います。 |
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