私がいつも勉強させてもらっている中田さんのYoutube大学で「カール・フォン・リンネ」という新しいアパレルブランドを立ち上げるプロジェクトの紹介がありました。
アパレル業界の現状について詳しく説明されており、高品質な服を適正価格で購入することによって業界を変えていこう!それを日本発信でやっていこう!と熱く語られていました。
アパレル業界の話はとてもためになる内容でしたが、それ以上に中田さんの行動力の凄さに驚きました。日々のYoutube大学の発信に加えて、今回の企画、おそらく裏でその他のプロジェクトも並行して進めているはずです。どうやって仕事を進めているのか、その方法論や実情についてとても興味があります。
中田さんの自伝小説「混沌を泳ぐ」にヒントがありそうなので、早速Amazonで購入して読んでみました。私が読んでみた感想として、中田さんの行動力の秘訣として次の3つのポイントがあると思いました。
- ハングリー精神
- 先行者の戦略を真似る
- 即行動と改善のサイクル
「混沌を泳ぐ」は、中田さんのオンラインサロンの立ち上げから成長させるまでの葛藤を中心に描かれています。そもそも中田さんがオンラインサロンを立ち上げたきっかけとしては、強い焦燥感があったからでした。Perfect Humanでブレイクしたが予想より収入があがらずTV業界の限界を感じており、自分自身でお金を稼ぐことが必要になったと考えたそうです。また、天下をとるといった野望も持っており、現状に対して強い焦りを感じていました。
そこでお笑い芸人で同じマインドを持っており、中田さんより早く行動していたキングコングの西野さんのやっていることを真似ることでオンラインサロンを始めたようです。オンラインサロンの運営は、初めてのことなのでうまくいかないことも多くありましたが、トライ&エラーの繰り返しで規模拡大していきました。オンラインサロン内の問題は、ほぼすべ人間関係に起因するものでした。人はコミュニティに所属して他者とコミュニケーションをとらないと生きていけませんが、人が集まることによって人と比べる心理が働きます。人間社会の縮図がオンラインサロン内でも分かりやすく発生していたものだと本書を読んで捉えました。このあたりも非常に勉強になる内容になっていますので、是非本書を購入してご確認ください。
私が重要だと感じた点は、既にうまくいっている先行者のやり方を真似ることです。中田さんは西野さんの他、堀江貴文さん、梶原雄太さん、両学長、など自分がやりたい道の先にいる先行者に積極的にアプローチしてその手法を素直に真似ることで行動しています。すごいなと思ったのが、頭で考える前にとりあえず真似ることで行動がものすごく早いことです。また、単に行動するだけではなく自分の行動を振り返り、うまくいっていない点は改善してより良くしています。ガクトさんの「知覚動考」を体現している方だと感じました。
中田さんの座右の銘は「前言撤回」のようです。現代はVUCA(ブーカ)の時代と呼ばれており、正確な未来は誰にも予測できないと思います。そんな世の中なので、一度決めたことに捕らわれず、変化があれば柔軟に「前言撤回」してやり方を改善していくことは非常に重要だと感じました。
本記事が少しでもあなたのお役に立てると嬉しいです。
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